2008年04月13日

耐震強度偽造問題を受けて昨年施行された改正建築基準法ですが、建築現場では現在でも大きな混乱が生じています。倒産・廃業した建築業者も多いとのことで、「官製不況」の声がささやかれています。

エコ住宅や日本の「伝統構法」で作られる住宅建築にも大きな影響がでているようです。木造2階建て住宅でも、ビル同様の構造計算が必要となるなど、審査期間とコストの増大のために、職人技による伝統構法住宅の建設が足止めになっています。中小の建築業者や工務店には、貴重な伝統技術を持つ職人さんが大勢います。この「官製不況」の影響をもっとも受けるのはこうした方々で、その損失は計り知れません。

シックハウス(新建材から蒸発するホルムアルデヒドなどの有害物質による室内空気汚染)問題、環境問題などの顕在化により、伝統的な木造住宅やエコハウスが見直されつつある矢先の事態です。

国土交通省では、改正建築基準法の余波について「安全のためには仕方ない」との認識のままです。このままでは大工や左官業の方は転職せざるを得なくなり、伝統的な建築物の消失が危惧される事態になりつつあるようです。



耐震リフォーム


改正建築基準法に照らし合わせると、世の中の8割の家は「既存不適格」だそうです。「既存不適格」住宅の場合は、増築の際に耐震リフォームを行なうことが義務付けられるように成りました。

posted by sawarin at 19:53 | Comment(0) | エコ住宅

2008年04月02日

冬場になると、窓ガラスやアルミサッシに水滴がたくさん付いていることがあります。これを結露と呼びます。
結露は、見えない部分でも発生しています。たとえば、壁の内部や、天井裏、床下などなど・・・。また、ちょっとした住宅建材の隙間なんかにも発生します。

窓ガラスなど、目に付きやすい部分の結露を表面結露、天井裏や床下など、目に付きにくい部分の結露を内部結露と呼びます。

さて、住宅結露の何が問題かといいますと、まずはダニ・カビの発生が起きるという点。ダニやカビは、ハウスダストの主原因です。私もハウスダストのアレルギー症状が出ていたことがありますので、注意しています。

もう一つの大きな問題は、住宅の劣化です。自然素材のエコ住宅はもともと結露が発生しにくいのですが、化学技術で作った合板・集成材などの新建材は、結露に弱いといわれます。湿気の多い日本の住宅は寿命25年などという話もありますが、劣化の大きな原因が内部結露なのです。

健康住宅

健康住宅やエコ住宅は、結露対策も最新の設計で対処しています。健康住宅やエコ住宅に関しては、ヨーロッパのほうが進んでいるようです。その結果、健康住宅は、新建材で作った従来の住宅よりも長持ちするのです。

posted by sawarin at 16:11 | Comment(0) | エコ住宅

2008年04月01日

このサイトでは、エコ住宅の推進を行ないたいと思います。化石燃料依存のライフスタイルはカッコ悪いことで、エコなライフスタイル、たとえば省エネ、スローライフ、ロハス、持続可能型などと色んな言い方がありますが、そういう地球に優しいライフスタイルこそがカッコよい、という風潮が広まって欲しい。

最近、近所の梅林が駐車場になっていたのを見て、ショックでした。色んな植物が生えていて、昔のままの土地だったのですが、そんなことはお構いなしにブルドーザーを入れたのです。

そういえば前首相が「美しい国」を標榜しておりました。しかし現実は、美しい国土を保全しようという感性は、とっくの昔になくなっていました。相変わらず日本国政府は巨大な道路や橋を作り続けようとしています。石油があと数十年でなくなろうというのに、いつまで「ファーストライフ(スローライフの対義語)」をやるつもりなのでしょうか。「国家100年の計」で考えるなら、すでに転換期は過ぎています。

というわけで、そろそろ自然素材で出来たエコ住宅でスローライフを楽しむ、という発想に切り替えるべきだと思います。そういうトレンドが出来て欲しい。昔の人々がやっていたことなんだから、それほど難しいことではないと思います。何よりエコ住宅は健康にも優しいのです。

posted by sawarin at 03:06 | Comment(0) | エコ住宅